◆ ヘアカラーで緑色にならないためにどうするか [調査結果]
前記事で、髪が緑色に染まる原因について説明しました。
ここでは、トリートメントタイプのヘアカラーで緑色にならないためにどうするかを、
もう少し具体的に説明したいと思います。
ポイント① あれこれ浮気しない
緑色になる原因に、HC染料と酸化染料の相互作用というのがありました。
HC染料はどの商品にも入っているのですが、酸化染料の類は商品によって
入っているものといないものがあります。 これを混在して使うと、
思わぬ相互作用をもたらしてしまうことがあるようです。
トリートメントタイプのヘアカラーは、
どれも成分は似たようなもの、と思っていましたので、
他の染料成分の有無で、こんな影響があることにビックリです。
混在しないためには、しっかり成分表を見て、
組み合わせを考えればいい訳ですが、一般のお客さんは
いちいちそんなチェックはできません。
よって、余計なトラブルを起こさないためには、
あれこれと浮気せずに、できるだけ同じブランドの
商品系列で続けたほうがいい、ということになります。
商品を切り替える場合には、1週間以上(理想的には2週間以上)
間隔を空ける、というのが唯一取りうる手段と考えます。
ポイント② 美容院の白髪染めと混在しない
根本原因は上記①と同じなのかもしれませんが、
トリートメントタイプのヘアカラーと美容院の白髪染めは
相性がよくないようです。
前記事の友人の体験のように、「利尻」で染めた後、
美容院に行って緑色になった経験者もいますし、
私の行く美容院でも、美容師さんから、緑になって困ったことがある経験を
お聞きました。
この場合も、混在する場合には、お互い1~2週間の間隔を
空けるようにしましょう。
ポイント③ シャンプーに気をつける
緑色になる原因に、染髪後の脱色ということがありました。
トリートメントカラーはもともと洗うたびに色素が抜けていきますが、
このときシャンプーの洗浄力が強力だと、その抜けが早いということがあります。
色の入りやすさには、ノンシリコンであることが必要ですが、
色の抜けやすさは、シリコンの有無よりもシャンプーの主成分が
大事です。
洗浄力の強い順をおおまかに見れば、石油系>石けん系>アミノ酸系
となります。よって、色保ちが良いのはアミノ酸系シャンプーとなります。
サラヴィオさんからは、緑髪対策として、「S-1」というシャンプーを
勧められました。「S-1」はノンシリコンかつアミノ酸系のシャンプーです。
「くろめ」にはぜひ「S-1」で使ってください、頭皮に一番ダメージが
少ないです!と。
ってことで、緑髪の件を決着したいので、「S-1]シャンプーを
注文しましたよ。
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